知識があったり慣れてる人ほどこういう思考に行くし、気持ちも分かる。
【考えないと分からない人、考えても分からない人、考える必要もない人】=ユーザ向けの考慮を見落としやすくなる。表層的なことすら「考えなくても分かる」つもでいたら、表層の下は完璧に見過ごす。
「考えなくても分かる」ことは多くの場合、言ってる本人も感覚的にやっていて言語化や説明が難しかったり、その道以外の人にとってハイレベルなことが相場。
考えなくても分かることも、思いついたことはすべて記録しておけば「知識ある人には常識だがハイレイヤーな要素」な項目としてピックアップしておける。
しかし究極的には「考えなくても済む」状況をリーダーが作ることは重要。
考えなくても分かること、考えてもなかなか出ないこと、すべてをテストケースのように網羅して、それをフレームワーク化もしくは自動化すれば考えずにルーチンワーク化できたり機械に任せることができる。
また考え過ぎても意味はない。考えるべきことを網羅したら一つ一つにかける時間を決めてその範囲で考える。考えながら動くのが一番良いし、網羅さえできれば考えずに実践してしまっても良い。
実際には「考えなくても分かる」はアイディア出しの段階で出るが、そのタイミングはまだ自動化などできるタイミングでないので、どのみち「考えなくても分かる」という言葉自体を自分も仲間にも避けるようにしていきたい。